切り口 / ケース別

[基礎・文系学生必見!]_博士課程に行くかどうかの判断2

奥 尉平

*この記事は前回記事の続きです。

「博士課程に行こうかどうか悩んでいる」

この記事は、そんな方へ向けて書いています🌱

結論から申しますと、

「博士課程に行くタイミングは好きな時で構わない。」

と個人的に思っているため、

基礎研究者(前編)、文系研究者・分類学者(後編)

別に、判断する基準を考察していきます♪

*前編がこちら↓

前回は、基礎研究者に関して述べたので、

今回は、文系研究者、分類学者に焦点を絞り、述べていきたいなと思います♪

ちなみに私の経歴は、↓下記に書いてありますのでor (調べたら出てくる)、ご安心ください♪

ではでは、参ります🌱

文系研究者、分類学者のパターン

こちらの記事でも記したように↓

文系研究者、分類学者の場合は、

基本的に、「働ける研究職の分野」や「アカデミアの椅子の数」が限らますため、

博士課程の前に、一回就職をするパターンでも良いかと思います🌱

大変ですが、社会人で働きながら、博士号も取得することもできますし。

論文博士パターンもありますし🌱

*気になる方は、ググってみてください♪ 社会人博士で博士号を取得される方は、私が絶対にできないので、凄いと思います!

博士課程に、そのまま進んでみても良いパターンを挙げてみますね。それは、

・学振

https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_sin.html

・JST

https://www.jst.go.jp/jisedai

のどちらかに通った場合です。

これらに通りますと、例えば学振の場合、

「月に手取りで20万弱くらいのお金+別途研究費」

を貰いながら、研究ができるので経済面での心配が、ほぼほぼ無くなります!

*私だけ笑?

逆に通らないのであれば、申し訳ないのですが、

・自身の研究アウトプット能力が足りてない

→論文数が足りていない

・マーケティング能力が足りていない

→支援側に、自身の研究を支援することで得られるメリットを提示できない

どちらにも当てはまっていると考えられます。

*加えて、自身が所属している大学でも、通るためのノウハウが蓄積されているかどうかで、難易度がだいぶ変わってきます! 有名な大学に通ってない人は、この辺も考慮に入れてください!!

従って、学振やJSTに通らなかった方は、ご家庭の経済状況が裕福でない限り、

基本的に、一回社会に出た方がいいのでは。と個人的に思っております。

ちなみに、ご家庭の経済状況が裕福でない場合でも、

学振・JSTのどちらかに通ったのであれば、博士課程を続けても良いかと思います!

僕のパターンがそれです。

僕は、博士1年の時に、父が他界し、経済状況が厳しかったのですが、

学振に何とか通ったため、

「20代のうちに、博士号は取り切っておこう。」

と決意しました。

経済状況が裕福でない場合、国立であれば「授業料免除」も通りやすいため、

ほぼほぼ学費もかからず、「研究してれば、お金が入ってくる!」という、

お金はないのだけど、なぜか理想的な状況になります♪

まとめ

私の代は、学振のみしかなく、

私の下の代から、ちょうど JST が始まったので、うらやましい限りでした。

以上です♪

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ABOUT ME
Johei Oku
Johei Oku
20代:昆虫分類学の研究で博士号取得
30代:このままポスドクでいることに、強い危機感を覚える。
生き残り作戦実行を決意。
第1案であるWEB制作滑り込み作戦が失敗し、現在奮闘中。
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